社交不安障害(SAD)とは

はじめに

ご覧いただきありがとうございます!


「Pika:Blo」運営者のhikapika(ひかぴか)です。

このページをご覧頂いているという事は

現在あなた自身かもしくはあなたの大切な方が

この「社交不安障害(SAD)」で苦しんでいるか、

その疑いがある状態なのではないでしょうか。

今現在、既に治療中の方、

受診しようか悩んでいる方、

様々かと思いますが、

大丈夫です!

 

この病気は治る病気です。

かくゆう私も長男が2018年10月にSADを発症して以来

必死でこの病気と戦っています。

今現在も戦いは続いていますが症状は少しずつ回復しています!

 

このブログは社交不安障害(SAD)の認知度を

もっと高くする為にスタートしました。

少しでも多くの方に病気を知ってもらい

社交不安障害(SAD)の方が生きやすい

世の中になっていけばいいなと思っています。

 

 

 

社交不安障害(SAD)とは

社交不安障害(SAD・あがり症・社会恐怖)とは人前で何かをする事に異常な緊張を感じてしまい
その事から逃げ出してしまったり、避けるようになってしまう状態の事を言います。

でも、人前で緊張する事自体は

普通の人でも当たり前の事ですよね。

 

例えば、授業中に何か発言するや

人前で話をする、

人前で歌を歌う、

人前で発表する、

会社の会議か何かで発表や発言をする。

 

うん。私でも緊張しますよ!

 

でも、緊張はするけど

頑張ったらなんとか乗り越えれるレベルですよね。

 

 

それが、頑張っても、ダメだってわかってても

緊張しすぎて恐怖を感じて学校を休んでしまう、

会社を休んでしまう、

行かないといけない行事やイベントにも参加できない

となるとすごく大変ですよね。

 

 

それ以外にも人前で食事をすることや、

字を書く事もできない方もいます。

 

 

それが嫌で学校や職場で食事ができず、

トイレでお弁当を食べたり酷い場合は

学校や会社を休む結果となってしまいます。

 

字を書くケースで言いますと、

結婚式の芳名帳やお葬式の記帳なんかもそれに当たります。

 

こうなってしますと私生活に支障が出てしまいますよね。

 

こういった、緊張を感じる場面から逃避行動を取るようになって

私生活に支障が出る様な状態を社交不安障害(SAD)と言います。

 

主な症状

では、社交不安障害(SAD)とは一体どんな症状が出るのでしょうか。

私の息子も色々な症状が出る様です。

人によって出る症状がは様々ですが

当てはまるものがないか確認してみて下さい。

 

・胸のドキドキ
・息苦しさ
・めまいや吐き気
・手足がふるえる
・声がふるえる
・腹痛、お腹を下す
・口が異常に乾く
・ひどく汗をかく
・赤面
・ほてりやのぼせ

代表的な症状は以上の通りです。

いかがですか?

当てはまる物はありますか?

 

個人的な意見ですが

基本的に社交不安障害(SAD)になってしまう方は

すごく責任感が強くて完璧主義な方が多いのではないでしょうか。

息子もそうです。

なぜかと言うとこの病気は

「人に認められたい」

「人に好かれたい」

「人に迷惑をかけたくない」

「人に変だと思われたくない」

と言ったような気持ちが根本にあるからではないかと思います。

なので失敗を恐れます。

そして自分自身が完璧を求めているので

物事へのハードルを高くしてしまい、

余計に緊張して、

それが原因で失敗してしまうと

いわゆる失敗体験になってしまい

それがトラウマになり

「また次失敗したらどうしよう」

と緊張して症状を更に悪化させる悪循環になってしまいます。

 

 

 

苦手なシーン

社交不安障害(SAD)の方は

どんな場面に緊張してしまうのでしょうか。

以下のシーンで緊張を感じて避けるようになってしまいます。

こちらも個人差はありますが参考にしてみて下さい。

 

・人前で話す・スピーチ・発表
・人前で字を書く
・人前で食事する(レストラン・食堂)
・人前で叱られる
・大きい声を出す
・初対面の人と会う
・銭湯へ行く
・肌を露出する
・初めての場所へ行く
・既に人がいる部屋へ入っていく
・電話をする
・美容院(美容師さんとの話)
・異性との交流
・お店で店員さんを呼ぶ

 

などなど。

まだまだ上げればキリがないほど

苦手な事が沢山あります。

私の息子も今挙げたシーンの全てが苦手です。

これだけ苦手な事があると、

本当に生活する上で大変です。

周りの家族や友達の協力が必要になってきます。

なので、周りの方の理解が必要不可欠になるのです。

周りの方の協力が得られないと、

本人は苦手な事から逃げる事しか出来なくなるので、

会社を休んだり学校を休んだりと、いわゆる

逃避行動を取るようになってしまうのです。

この病気の恐い所は、

酷くなると鬱へ移行してしまうことが

高確率にあるという事です。

そしてその鬱はひきこもりや酷い時は自殺、

大人の場合アルコール依存症などへも

繋がってしまう事があるということです。

脅しているわけではありませんが

残念ながら実際に統計にも出ていることなんです。

 

 

治療

社交不安障害(SAD)は治る病気だと

冒頭にお話ししましたが、

実際どうやって治療していくのか

私の息子のケースを例にして紹介していきたいと思います。

 

①病院探し

もし、自分やあるいは家族が

社交不安障害(SAD)かもしれないと

感じている場合は速やかに

医療機関を受診してください。

受診しない事には何も始まりません。

医療機関は精神科や心療内科が良いと思います。

私が実際に病院探しをした時は、

病院のホームページを見て扱っている疾患の中に

社交不安障害(SAD)があるかどうかを

確認してから受診しました。

高校生以下の方の場合は

高校生以下でも受診が可能かどうかも

確認しておいた方が良いかと思います。

息子が発症した時はまだ小学生だったので、

診てもらえる病院が少なくて探すのに苦労しました。

あとは私は口コミも参考にしました。

医師と相性が合わないと

病気が良くなるどころか悪化する事もあるので

病院選びは慎重になってしまいましたが

病院を3件受診した経験で独断と偏見で言わせて頂きますと

若手の医師の方がこの病気には詳しいんじゃないかという

印象がありました。

だからといって絶対若い医師でないとダメというわけではないので、

ホームページを良く見て判断してみてくださいね。

この病気は中学生が発症する年齢としては

一番多いのに中学生から診てもらえる病院がまだまだ少ないのです。

なので、年齢によっては病院探しに少し苦労はするかもしれませんが、

必ずありますので頑張って探して下さい。

 

 

②初診

恐らく初診はこれまでの経緯などを聞かれて

どんな症状がでるか、

どんな場面で不安が強くなるか、

今困っている事はなにかなどを質問されるかと思います。

だいたいの流れをイメージして受診されたら良いと思います。

初診の場合は基本的に

事前に電話かメールなどで予約を取って

行く形になるかと思います。

予約を取っていなくても

受診はできると思いますが、

待ち時間が長くなる可能性がありますで

電話は緊張するかもしれませんが

出来たら予約を取って行かれる事をおススメします。

初診は通常より長く時間を取ってもらえると思いますが、

話したい事や聞きたい事は

しっかりメモして持参されたら良いと思います。

一人で受診するのが不安な場合は

ご家族とも受診可能ですので

一緒に行ってもらえると安心かもそれませんね。

「うまく話せるかな」なんて

不安になるかもしれませんが、

うまく話す必要はありません。

頭に浮かんだ事をストレートに話すれば良いと思います。

うまく話そうと思うと

本当に話したい事が話せなくなる可能性もありますし

相手は医師ですので、

うまく話せなくても理解してくれると思います。

落ち着いて受診して下さいね。

 

 

③治療(薬)

ここからは人それぞれになるかと思いますが、

主な治療と致しましてはおそらく

SSRIという種類の薬を処方され

副作用などに注意しながら

薬の量を調整して毎日服用する形になるかと思います。

息子もこの治療法です。

SSRIとは偏桃体の働きを正常化させるために、

セロトニンを増加させる作用の強い抗うつ剤です。

このほか必要に応じて頓服として

即効性のある薬を処方される場合もあるかと思います。

息子の場合はSSRIの「ジェイゾロフト」という薬を

25から始めて2週間副作用の様子を見ながら服用し

副作用は現れなかったので

薬の量を50に増やしまた。

 

様子を見て問題なかったので

それからはずっとこのお薬にお世話になっています。

副作用が強く表れる方もいらっしゃるので

副作用が表れた際は医師にすぐに伝えましょう!

薬を変更してもらえるはずです。

この他に頓服で「セロトニン」という薬も処方して頂いてますが、

この薬はまだ飲んだことありません。

薬は毎日飲まないといけない物ですが、

息子はしょっちゅう飲むのを忘れます。

皆さんはきちんと薬は忘れず飲みましょう。

きちんと飲んでいれば効果は表れると思いますが、

薬自体は劇的に効果が表れるものではないですので、

気長に長期的に飲む必要があります。

息子も飲み始めて2カ月くらいから

少しずつ変化が表れてきたように感じました。

 

 

④カウンセリング

息子は薬の治療を続けながら、

スクールカウンセラーも利用しております。

というのは、カウンセリングは私の希望でもあったのですが、

「認知行動療法」という治療法があるのを知り

息子にも受けさせたくて

病院を探したのですが、

これまた中学生で受けれる病院がなく

断念しスクールカウンセラーで様子を見ています。

本当は、カウンセラーか臨床心理士を置いている病院であれば

認知行動療法が受けれるはずですので、

各病院で希望であれば問い合わせしてみて下さい。

その際保険適用で受けれるかどうかも確認お忘れなく!

保険適用外でも受ける事はもちろんできますが

実費になるのでお高くなる可能性がありますので、

しっかり確認された方が良いかと思います。

認知行動療法というのは、

社交不安障害(SAD)の方の

考え方のクセをカウンセリングで修正していくといったものです。

考え方のクセというのは

、例えば同じ経験をしても

考え方の持ちようで気分が全く違ってくることを理解し

(社交不安障害(SAD)の方は物事を悪い方へ

マイナスの方へばかり考えがち)

良い方向へプラスの方向へ考えれる様にする

訓練を行えるというものです。

 

認知行動療法についてはかなりザックリ説明しましたが、

とても魅力的な治療法だと思っており

これができれば薬の処方も

いらなくなるのではないかと思っています。

 

なので私(息子)は認知行動療法を受け

薬を飲まなくても生活できるようになることを目標としています。

もし興味のあるかたは、

それも踏まえて病院探しをされても良いかとおもいます。

 

 

認知行動療法以外にも精神療法はあります。

・森田療法
・暴露療法(エクスポージャー)
などです。

医師と相談しながら、

必要であれば受けてみて下さい。

受けてみて損はないかと思います。

 

息子の場合は今症状が安定していますので

様子をみている段階ですが、

いずれは認知行動療法を取り入れたいと思っています。

 

性格だから仕方がないで終わらせないで

「性格だから仕方がない。」

私も息子の症状は性格だから仕方がないし

大きくなればマシになってくるはずだから

大丈夫と思っていました。

 

息子が登校拒否という形で

サインを出してくれなければ

今もそう思っていたかもしれません。

 

もしあのまま気づかずにいたら

今頃どうなっていたか考えるのも恐いです。

 

息子は小さい時から引っ込み思案で

人見知りも強くて消極的ではありましたので、

性格がまるっきり関係ないかと言われたらわかりませんが

元々明るくて目立ちたがり屋で積極的な方でも

この病気になっている方は沢山いらっしゃいます。

 

自分が明らかに周りとレベルが違う程の緊張や不安

日々の生活の中で感じているなら、

性格で終わらせる前に一度受診してみて下さい。

 

性格だとなかなか簡単に直す事はできないかもしれないかもしれませんが

社交不安障害(SAD)は治る病気です!

 

時間はかかるかもしれませんが

少しづつでも改善はされていくと思いますので

諦めないで下さい!

 

そして、もう一つ私が言いたい事は

この病気は認知度がかなり低いという事です。

 

皆さんも「鬱」という言葉は一度は聞いた事があるかもしれませんが、

「社交不安障害(SAD)」という言葉は」ご存知でしたか?

 

私は息子の事で初めて知りました。

 

小学校の担任の先生も中学校の先生もご存知なかったです。

なので、知ってもらい理解してもらうことがまず難しいです。

ただの「あがり症」なだけでしょ、

「甘えてる」

「逃げてるだけ」

なんて思われがちでもあります。

 

実際小学校の担任の先生からはそう思われていたと思います。

かくゆう私も息子の事を全て

理解しているのかと言われると正直わかりませんし、

理解しているつもりでも

ついついイライラしてしまう事もあります。

 

社交不安障害(SAD)は

出来ないことや行けない場所なんかも結構多いです。

でもそれを本人は隠そうとして

違う理由で断ったり、

行事をキャンセルしたりします。(本当はしたいし行きたいのに)

私は自分の子どもでもあるので

理解しやすかったですが、

それが他人だとなかなか理解するのに

時間がかかるかもしれないです。

本人がどこに不安や緊張を感じているのかは

人それぞれなのでそこを察して、

それをどうしたら取り除く事が出来るのか、

周りの人間が気づいてあげれるようになれば

楽かと思います。

認知度はとても低いのですが

この社交不安障害(SAD)になっている方、

あるいは気づいていないだけの方も含めると

決して珍しい病気ではありません。

 

それに発症年齢は中学生が一番多いのです

かなり早い段階から発症しているのにも関わらず

性格だからとほっておいて

症状が段々悪化し最後には

鬱や他の精神疾患も合併

登校拒否や引きこもり、

最悪の場合自殺などにもへと

繋がってしまうのです。

 

そんな事に、ならない、させないために早めの

受診をおすすめします!

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

 

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